爆速経営 新生ヤフーの500日
【感想】
16期連続で増収増益してきた5,000人規模の会社って、
ほんとに凄いなーっと思いました。
その会社を引き継ぎ、創造的破壊を繰り返して、
人の意識を変えて、組織内を活性化してく様子が、とても勉強になりました。
Yahoo!親会社になるソフトバンクの孫さん。
その孫さん後継者を育成するべくスタートした、ソフトバンクアカデミー。
そのアカデミー内のプレゼンで、
いきなり「MOTTAINAI」という文字と、黒人女性を画面に表示で開始した勇気ある人がいた。
MOTTAINAIという言葉を選んだ意味とは?
なぜ、ソフトバンクアカデミーで黒人の女性なのか?
実は、そのプレゼンが起点となり、
孫さんを動かして、Yahoo!の社長交代へと続く。
ドラマチックでストトーリー性のある新製Yahoo!までの誕生話しが、
もう、めちゃえめちゃ面白いです。
また、大きな規模の会社をどのように動かし運営していくのか。
新社長は、最初どのように手をつけていくのか?
価値観としては、何を大事にして、
どのようなメッセージを社内に発信していくのか?
などなど、
組織運営に参考となる取材内容が盛りだくさんで、
面白いと同時に、勉強になりました。
現場での人材教育では、
ティーチング(教える)、フィードバック(気付き)、コーチング(引き出し)の3つを意識して行うことを義務付けているそうです。
これらを、理念と関連させて、
人事評価制度3つの要諦にそって評価されるそうです。
1、頑張る人が報われる組織。
2、実際がんばった人が○○○。
3、どうしたら○○○○○、○○○○。
という具合です。
なるほど!
Yahoo!に興味がなくても、
仕事や会社組織に参考となる話が盛りだくさんなので、
ぜひ、読んでみることをオススメします。
