大往生したけりゃ医療とかかわるな

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大往生したけりゃ医療とかかわるな

大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)

中村 仁一 幻冬舎 2012-01-28
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by ヨメレバ

【感想】

現代の医療が、いかに残酷なものであるのかということが、よく分かりました。

医療は人の命を救うもの。
だけれども、その使い方が間違えていやしませんか?と疑問を呈している。

なんでも、長生き至上主義で、苦痛や苦しみがあり、ほんの数カ月、数年活きるためだけに薬の投与や、医療をほどこす意味があるのだろうか?

誰でも、ピンピンコロリを望む。
苦しみたくないし、ましてやぼけて家族に迷惑かけたいなんて、思っていない。

いわゆる大往生したい。
昨日まで、あるいはついさっきまで元気だったのに。。。

亡くなってしまったなんて、信じられない。惜しまれつつの死。
そういうものを、人は望んでいるのではないだろうか。

体が弱って食欲がなくなることは自然の摂理。
ヨーロッパでは、口から栄養をとれなくなったら、それは寿命とみなす。

日本では、胃ろうや高濃度栄養の点滴など、なんとか延命を図る。
少しでも最大限手を尽くそう、とする。

そうしないと、罪悪感があったり、後悔したりするからだ。
でも、本人の身になってみればそれは拷問以外の何ものでもない。

自分は、そのように扱われたいだろうか?

食欲がなくなり、水も取らなくなる。
水がなくなると、脱水症状になり、
脱水症状になると脳内麻薬が出て、夢心地になる。

水を摂取しなくなると、おおむね7〜10日で安らかに息を引き取るという。
本人に苦痛はない。

自然に逆らい治療することと、自然を受け入れ治療しないことのバランスを考えさせられる一冊だった。
家族で回し読みしたいと思う。







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