陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝

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陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝

北 康利 新潮社 2010-07
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by ヨメレバ

【感想】

安田財閥の創始者、安田善次郎についての人物像、事業像をまとめた一冊。

安田善次郎といえば、「安田財閥」「安田生命」「富士銀行」「東大の安田講堂」などが浮かび上がるが、明治大正にかけて渋沢栄一と並び日本の事業、経済を支えていた立役者。

渋沢栄一のように派手に振る舞うことはなく、あくまで銀行家は黒子たれという信念のもと、目立たず「陰徳を積む」を家訓として生きて一生を過ごした。

西洋視察をした訳ではないのに、西洋で取り入れていた銀行家としての仕組みの数々を先んじて実践していた金融の神様
それだけ、物事の本質、金融の本質を見極め実践していた人物と言える。

陰徳を貫いたゆえに、世間に誤解されることも多く、最後は刺殺された。

とにかく事業を起こす頃から、お客様第一という当時では珍しい理念をかかげ、組織内に徹底させていた。
その甲斐あって、大いに栄え大財閥となった。

表面的なことに惑わされず、利己のみを考えることの危険さ、を深く考えさせられた。
とにかく人を大切にした、人には誰にも丁寧に親切に接したところから、松下幸之助が思い出される。







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