決断できない日本(ケビン・メア)

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決断できない日本(ケビン・メア)

【感想】
沖縄はゆすりの名人」報道で更迭されたメア氏の著書。
アメリカがどのように日本を見ているのかを事例をもとに詳しく教えてくれ、それに基づいて日本の問題点、政治のあるべき姿などを外部の視点で教えてくれる。
正しくいうならば、アメリカが日本をどのように見ているか、ではなく米国務省が日本をどのように見ているか、ということになるのかもしれない。
メア氏は外交官であり、米国務省の元日本部長。
日本に19年というのは、歴代の外交官の中でも突出して長く、ナンバーワンの記録。
また、奥さんが日本人ということで、かなりの親日家。
日本に重心をおいた視点でも物事を見てくれる。
前半のかなりの部分を「沖縄はゆすりの名人」報道に対しての弁明というか、事実誤認を自ら検証し、明らかにしている。
いわく、利用されたということだ。
詳しくは著書を読んでいただきたい。
それにしても、アメリカがこのように日本を見ていたのか、と知らないこと、新しい視点が沢山で、共感や反省を沢山引き出された。
日米の同盟の大切さは日本よりもアメリカのほうがきちんと理詰めで理解して実行しているように感じた。
少なくても、私は全く間違えた認識を持っていたことを思い知らされた。
また、アメリカは日本に対して原発をはじめアメリカの経験値の中で様々な問題解決やノウハウを、事細かに提供してくれていたのに、日本ではしっかりと消化・吸収出来ていない。
そんな日本に自国ながら、がっかりした。
国防問題と社会的な地元意識とを取り違えているお役所仕事であったり、メア氏はアメリカではあり得ないことも指摘してくれている。
なにはともあれ、日本人であれば必読の一冊だと思った。
もしかして、私だけが勉強不足で知らなかっただけで、他の方は知っていることなのかも知れない。
周囲に読書感想を発表しつつ、質問をしてみようと思う。







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