スティーブ・ジョブズ I


スティーブ・ジョブズ I

【感想】
AppleやSteve Jobsに関する本は、ほとんど読んでいるが、それでも知らない内容が盛りだくさんで今まで観念として持っていたSteve Jobsとは違った発見があり面白かった。
子供の頃は飛び級をするほど頭が良かった、というの知らなかったので、幼少期からそのような素養があったのは納得した。
里子に出された出生から、自分自身の身の上に起こったこと、親との関係など、人として生きる根本的な愛情の部分に問題がありSteve Jobs自身がかなり苦しみ、だからこそ周りとのトラブルを引き起こしているのがよくわかった。
また、その苦しみや不安が反骨精神、問題や危機を乗り越えるパワー、強いこだわりを作り出したのだろう。
表面的な人間性はともかく、その本質的な部分で世の中を変えるようなすばらしい製品を世に送り出すという情熱、執念には深い敬意を払わざるをえない。
お金に振り回されるのを嫌い、禅の教えに従って物欲をそぎ落とそうと努力していた。
そして菜食主義など、よりよい人生を生きるため、世の中を少しでもよくするために自分自身と向き合い格闘を繰り返し、変化という生やさしいものではなく突然変異のごとく成長して行った。
禅の影響なのか、超親日でイッセイミヤケのセーターや、丸いメガネなど、自身のファッション、Apple製品としても日本とは切手も切り離せない関係。
Steve Jobsの結婚式には、禅の道志を呼んで式を執り行っている。
周りの人にも本気で生きている人でないと、弾き飛ばされてしまう覇気があり、時にはひどく傷つけることも厭わなかった。
「残酷なほどの正直さ」と本書には書かれている。
結果的に自分の思う通りに周りを巻き込み、手に入れようとする執念や行動力、思考力は凄まじまでの力を持っていると思った。
素人考えだが、世の中の経営者の中で、世の中を少しでも良くしようという宗教的な思い込みや行動の本気度は群を抜いている。
その純粋さに、みな惹かれていくのだと思う。
下巻を楽しみしている。







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