管見妄語 大いなる暗愚


管見妄語 大いなる暗愚

管見妄語 大いなる暗愚
藤原 正彦
新潮社
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おすすめ度の平均: 3.0

3 一数学者の社会学と妻

【感想】
「国家の品格」が面白かったので、興味を持ちアマゾンでクリック!
ものの見方が変わる文章が満載。
国の無駄遣いという観点では、「事業仕分け」に対して肯定的だったが、著者の主張を読み、物事を多面的に見る必要性に気づかされ、反省。
科学や数学などを土台とした基礎学問は、経済的効果からすれば今後10年、間違いなく無に等しい。
しかし、事業仕分けでは経済的側面から仕分けされる。
基礎学問がゆくゆくは、ロケットや宇宙技術など、国防に関連してくるのに、これで良いのか?
また、科学者など弁論が立たない相手に対して仕分け人がまくしたてるのは、かわいそう。
その通りだと思った。
また、民意を吸い上げる仕組みづくりは大切だが、民意にへつらう政治では歴史的に見ても良い国づくりはできない。
世界を握る力は「文化力」であり、その基礎は学問だ。
という考え方に新鮮なさわやかさを覚えました。
だからこそ、世界の一流を集め、学問の最先端を行くアメリカが一番大きな力を持っている、と。
その観点から、中国は「文化」が未熟で、今は勢いだけ。
恐るるに足らず、という主張でした。
また、ユーモアがいたるところに、ちりばめてあり、笑いながらあっという間に読んでしまいました。
本文抜粋

女性と1対1で会う事を極力避けるようにしている。
話しているうちに相手が私への募る思いを押さえきれなくなり不測の行動に出る恐れがあるからでる。
高校生の頃、母から「男女交際はグループ交際以外は許しません」と釘を刺されていたが、
今はその通りにしてる。
母にほめられそうだ。
女性の編集者や記者や教え子などに1対1で会わなければいけない場合はレストランや喫茶店に入っても、できるだけ目立たぬ席でできたら私が壁に向かうように座る。
特に相手が若くてかつ美しい場合は気を使う。
周囲の人々がお似合いのカップルと思う可能性が高いからである。







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