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己を修め人を治める道―「大学」を味読する
伊與田 覺
致知出版社
売り上げランキング: 67239
おすすめ度の平均: 5.0

5 一読の価値あり
5 身に染みいる講義

【感想】

「物に本末あり、事に終始あり」の言葉の意味が興味深く読ませて頂きました。
学ぶにも順序があり、本学である人間学が大切なのだとしりました。

「覚めたる人を神という、眠れる神を人という」
の言葉が一番、印象に残りました。

漢字の意味など日頃考えた事もなかったのですが、その文字の成り立ちから学ぶとその背後に大きな意味がある事が分かり、こられら、文字を全て解釈できるようになるには、相当の勉強が必要だな、と気が遠くなりました。

漢字の意味から考え、読み解くと、その文字が持っている本質がよくわかる気がしました。
さらに勉強の必要性をつくよ感じました。

また、己を修める事の難しさと、必要性をあらためて学び、反省しました。

【目次】

一、人間の本を養う
 本を読むとは自分の意見を持つこと
 個人の三大要素は、徳性・知能・技能
 人間学と時務学

一、大人の学
 大地は母、太陽は父
 いろいろな大人がある
 道徳と経済は一致する

一、知行合一
 仁とは二人の間に通ずる心
 知ると行うは一つ
 心の内は感情となって外に現れる

一、親しむことからすべてが生じる
 新とは創造変化してゆくこと
 親しむ、という心情が本になる
 人としてわきまえるべき基準を学ぶ

一、良知、という鏡で心を照らす
 一度会うと忘れない人
 法律家の少ない世の中ほどよく治まっている
 見えない心を見る良心という鏡

一、徳は本なり、財は末なり
 財は使ったように帰ってくる
 小なりといえども、立派な人間になる
 物を得る大道にある三原則







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