>夜と霧
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ヴィクトール・E・フランクル 池田 香代子
みすず書房 (2002/11/06)
売り上げランキング: 339
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おすすめ度の平均: 

苦悩と死から導かれた、人間存在の真理
とても読みやすい
生きるとは
【タイトル】:夜と霧
【著者名 】:ヴィクトール・フランクル
【ページ数】:169
【読む目的】:極限状態では何をたよりに生きるのか
【読んだ時間】:60
【読んだ感想を一言】
人間は肉体的にどんなに屈強であっても、精神力をしっかり保てないと意図も簡単に死んでしまう存在であると学びました。
生きている事に期待がもてるあるいは、自分を待っているなにか(だれか)があることによって、自分を支える事ができる大きな力になるという文章に感動しました。
自分のためにはもちろんですが、人の役に立とう、という理想の高さは日常の仕事でも必要なものの考え方、動機付けだと感じました。
夢に見た解放の日がきたとき、「みんな、今日はうれしかったか?」と、うれしさを感じないという文章が印象に残りました。それだけ過酷だったんですね。
